学ぼう!日本語 初中級 第20課 教案 練習

文型1: 【Vます】きる 文型2: 【Vます】ぬく 文型3: 【Vます】がたい 復習の文型: ~はじめる、~おわる

文型1: 【Vます】き
文型2: 【Vますぬく
文型3: 【Vます】がたい

復習の文型 ~はじめる、~おわる

板書、説明、練習の例
文型1:【Vます】き

板書(例)

学ぼう日本語 第20課 【Vます】き

形の確認:「Vます」のかたちで、「ます」を消した形です。

意味の確認:最後まで/全部/完全に、すっかりVする。という意味です。最後までできないという意味で「Vきれない」もよく使います。

練習1: つぎの文を「Vきる」を使って言い換えてください。
例:この小説は読みやすく、1日で(読み終えた。→読み切った。)
①3ヶ月で論文を(書き終えた。→          )
②彼女は少食なので、こんな量は(全部は食べられない→           )と思う。
③N1の単語は難しいのが多くて、短期間では(覚えられない。→              )。
④先月もらった給料はもう(全部使い終わってしまった。→            )。

練習2: あなたのことを完成させてください。
例・私は( ビール )が好きですが、( 5杯 )は飲みきれません。
・私は(食べ物:        )が好きですが、(     )は食べきれません。

文型2:【Vますぬく

学ぼう日本語 第20課 【Vますぬく

形の確認:「Vます」のかたちで、「ます」を消した形です。

意味の確認:文型1「~きる」と同じように、最後まで「し終える」という意味ですが、特に苦しい中、頑張って最後までVしたときに使います。

練習1:次の文を「Vぬく」を使って、言い換えてください。
例:私の祖母はきびしい戦争時代を(生きた。→           )。
①高校のとき、部活を辞めたかったが、卒業まで(やった。→             )
②何度もあきらめたくなったが、初めてのマラソンを(頑張って走り終えた。→          )。
③決勝では最後まで全力で(たたかいました。→            。)

練習2:あなたのがんばった経験を教えてください。
例:とても大変でしたが、わたしは高校生のとき、部活の厳しい練習に耐えぬきました。
・とても大変でしたが、わたしは(      )のとき、(        )ぬきました。

文型3:【Vます】がたい

学ぼう日本語 第20課 【Vます】がたい
学ぼう日本語 第20課 【Vます】にくい

形の確認:「Vます」のかたちで、「ます」を消した形です。

意味の確認:気持ちの問題で、「Vするのが難しい、Vできない」という意味です。
ここで、類似文型の「Vにくい」との違いを例文も出しながら説明しておきます。
どちらも、「Vするのが難しい/できない」という意味ですが、「Vがたい」の場合は気持ちの問題でできないこと、「Vにくい」は物理的、能力的にできないことの違いがあります。

練習1:次の文を「Vがたい」を使って文を言い換えてください。
例:
①あのチームが負けたことは本当に(信じられません。→           )
②日本に来たばかりのときは、日本人の習慣で(理解できない→         )こともありました。
③この仕事はおもしろいですが、給料はいいとは(言うことはできません。→             )。

練習2:自分で文を作ってみましょう。
・(             )のは、本当に許しがたいことだ。
・(             )のは、本当に信じがたいことだ。
・(               )は、私にとって忘れがたい出来事です。

「~きる・~ぬく・~かける(~しそうになるの意味)」の3つの使い分けの練習問題が、「どんどん使える!日本語文型トレーニング 中級」(凡人社)にのっていますので、これは補助教材としてもオススメです!

,

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

jaJapanese