学ぼう!日本語 初中級 第19課 教案 練習

文型1: 【N】を もとに(して)~、 文型2: 【N】を 中心に~、 文型3: 【N】に 応じて、 文型4: 【N】は 問わず、~ 復習の文型: Nの中で/から

文型1: 【N】を もとに(して)~、
文型2: 【N】を 中心に~、
文型3: 【N】に 応じて、
文型4: 【N】は 問わず、~

復習の文型 Nの中で/から

板書、説明、練習の例
文型1:【N】を もとに(して)~、

板書(例)

学ぼう日本語 第19課 【N】を もとにして、~

形の確認: 名詞が入ります。もとにして、に続く動詞は、「作る」「制作する」のようななにか作り出す動詞がくることが多いです。

意味の確認:もとはBase(土台)の意味です。Nをベースにして、なにかを作ります。

練習1: つぎの文を「Nをもとにして」を使って言い換えてください。
例:この映画は(戦争体験者の話→戦争体験者の話をもとにして)、つくられた。
①(実験データ→            )、論文を書いた。
②この小説は(実話→               )、書かれた。
③(関係者の話→                )、警察がその事件の調査を進めている。
④この問題集は(過去問→            )、作成された。

練習2: 文を完成させてください。
・税金は(                 )、計算される。
・(                   )、来年のクラスが決まる。

文型2:【N】を 中心に~、

学ぼう日本語 第19課 【N】を中心に、~

かたちの確認:Nが入ります。

意味の確認:中心は真ん中の意味。

練習1:次の文を「Nを中心に」を使って、言い換えてください。
例:このプロジェクトは(リーダー → リーダーを中心に)進められている。
①このアプリは(若者→           )流行っている。
②この歌は(アジア→         )、たくさんの人に聞かれている。
③大学のゼミでは、(日本語教育→         )研究しました。

練習2:つぎの文を「Nを中心に」を使って、完成させてください。
①○○スーパーは(        )、ビジネスを展開している。※○○スーパーは実際に学習者の地域で多くの店舗を持っているスーパー
②○○は、(         )、たくさんの人が訪れます。※○○は観光客に有名な場所。
③○○の政治は(       )、動いている。※○○は学習者の出身地

文型3:【N】に 応じて、

学ぼう日本語 第19課 【N】に 応じて、~。

かたちの確認:Nが入ります。Nは、要求や注文だったり、状況に関することばが入ります。

意味の確認:①要求に合わせて、②状況に合わせて

練習1:次の文を「Nに応じて」を使って文を言い換えてください。
例:(経験)・給料を支給します。→経験に応じて、給料を支給します。
①(予算)・お客様にあったプランを紹介します。→
②(売上)・ボーナスを支給します。→
③(会社までの距離)→交通費を支給します。→

練習2:自分で文を作ってみましょう。
①(          )に応じて、クラスを決める。
②(          )に応じて、値段を変える。

文型4:【N】は 問わず、~

学ぼう日本語 第19課 【N】は 問わず、~。

かたちの確認:Nが入ります。

意味の確認:「問う」の意味は「質問する、聞く」の意味です。「問わず」ですから、「質問しない、聞かない」つまり、気にしないという意味です。

練習1:次の文を「Nは問わず」を使って文を言い換えてください。
例:能力のある人なら、(学歴→ 学歴は問わず)、採用する。
①アメリカの大リーグでは(国籍→        )、さまざまな選手が活躍している。
②この野菜は(季節→        )、いつでも食べられる。
③この仕事は(年齢→        )、多くの人を募集している。

練習2:自分で文を作ってみましょう。
あなたは社長です。どんな人を採用しますか?どんな点を重要視しますか。気にしない点はどんなことですか。
私の会社では、(       )を問わず、(        )人を採用します。

「~をもとにして・~に応じて・~に沿って」3つの使い分けの練習問題が、「どんどん使える!日本語文型トレーニング 中級」(凡人社)にのっていますので、これは補助教材としてもオススメです!

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