学ぼう!日本語 初中級 第18課 教案 練習

文型1: 【Vる/N】に つれて~、 文型2: 【Vる/N】に したがって~、 文型3: 【Vる】一方だ。 復習の文型: ~く なります。

文型1: 【Vる/N】に つれて~
文型2: 【Vる/N】に したがって~
文型3: 【Vる】一方だ。

復習の文型: ~く なります。

板書、説明、練習の例
文型1:【Vる/N】に つれて

板書(例)

学ぼう日本語 第18課 【Vる/N】につれて、~

形の確認: 動詞の辞書形が入ります。名詞はそのまま。

意味の確認:変化が起きて、その変化と同時に別の変化も起こるときに使います。縦軸が増えると横軸も増えていくグラフを見せて、イメージを作ってもらいます!

練習1: つぎの文を「~につれて」を使って言い換えてください。
例:山は高くなれば高くなるほど、気温が低くなります。→山は高くなるにつれて、気温が低くなります。
①車の数が多くなったので、事故の数も増えました。→
②年をとればとるほど、疲れやすくなります。→
③大人になればなるほど、自分で決められることが増えます。→
④寒くなったので、体調をくずす人が増えました。→

練習2: 自分のことを書いてみましょう。
・大人になるにつれて、(                  )
・日本語が上手になるにつれて、(                   )

文型2:【Vる/N】に したがって~

学ぼう日本語 第18課 【Vる/N】に したがって、~

かたちの確認:動詞の辞書形が入ります。名詞はそのまま。

意味の確認:文型1で勉強した「~につれて」と同じ意味です。

練習:次の文を「にしたがって」を使って、言い換えてください。
例:SNSの普及(ふきゅう)・個人の影響力も強くなりました。→SNSの普及にしたがって、個人の影響力も強くなりました。
①医学の進歩・人々の寿命も長くなった。→
②観光客の増加・お店の売り上げも大幅に増えた。→
③暑くなります・エアコンの売り上げも増えます。→

文型3:【Vる】一方だ。

学ぼう日本語 第18課 【Vる】一方だ。

かたちの確認:動詞の辞書形が入ります。

意味の確認:※ここで一方通行の標識を出して、「道路で見たことありますか?どういう意味か知っていますか。」と一方通行の「一方」の意味を出してきてもよいと思います。(ついでに、進入禁止の標識もセットで出して、交通ルールを確認するのも学生さんにとってプラスになります!)
「~する一方だ」も、この「一方」と同じで、ひとつの方向にだけ、変化が進んでいくという意味だと説明できます。

練習1:次の文を「Vる一方だ」を使って文を言い換えてください。
例:日本は年々、人口が減っている。→日本は年々、人口が減る一方です。
①毎日残業が続いて、疲れがどんどんたまっている。→
②物価はどんどんあがっている。→
③病院に行かなかったので、体調がどんどん悪くなっている。→

練習2:自分で文を作ってみましょう。
・私の国は(          )一方だ。

「~につれて」と「一方だ」の練習問題が、「どんどん使える!日本語文型トレーニング 中級」(凡人社)にのっていますので、これは補助教材としてもオススメです!

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