文法授業の流れ

①語彙の確認 意味がわからない言葉があったら、文法の意味の理解以前にそこでつまづいてしまうので、語彙をひとつ

①語彙の確認

意味がわからない言葉があったら、文法の意味の理解以前にそこでつまづいてしまうので、語彙をひとつひとつ確認していきます。

②文型の説明

この形になったら、この意味だよ。という基本的なことを教えていきます。
板書する際にも、文型の形を確認したあと、その下に、「意味:~」のような感じで書き、また使われ方、既習文型で似ているものとの違いをメモしていきます。

③練習1

語彙・文法の意味が押さえられたら、練習します。まずは、単語をいれかえてその形にすることに慣れる必要があります。日本語教師であればよく使う言葉だと思いますが、いわゆる「パターンプラクティス」ですね。口ならしのような感じで、次々と単語を入れ替えて学習者に形を変えて言ってもらいます。

④練習2

単語の形が変えられるようになったら、実際のアウトプットを意識した練習をします。つまり、自分の頭に浮かんだ言いたいことを、自然に言えるようにを意識します。練習1のように単語を提示せず、絵などで状況を見せてそのときに何を言うか、学習者に考えてもらい、習った文型を使って言ってもらう練習です。これは問題を作る側も難しいですね。どんな時にこの文型を使っているのかしっかりリサーチをして、その状況を的確に作り上げ、学習者にわかってもらうことが重要です。

⑤確認・復習

練習をこなした後は、再度理解できているか、学習者に問いかけ確認します。私は次の授業の際にも軽く触れて復習するようにしています。

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